ウェスレイ・ロトアは1月にリーグ・アンのロリアンと契約したときに、チーム内の地位のために戦うことを誓い、彼の努力への報いとしてキャプテンに任命された。
「キャプテンマークを巻くことを誇りに思っているけれど、それが試合に影響したり、自分のプレーに影響したりはまったくないよ。
でもこれは監督からの信頼の証しだよね。」
ニューカレドニアのFIFAワールドカップオセアニア3次予選開幕戦に召集されたものの出場機会がなかったこの才能あふれるDFは、先週末に1-1で引き分けたエビアン戦で痛めた怪我から回復することを望んでいる。
昨シーズン、リーグ・ドゥのスダンと、先週末の試合のけがに苦しむ25歳のDFは、今までのところ今シーズンの出来には満足している。
「コンスタントにプレイが出来ているからとてもハッピーだよ。
昨シーズンはいくつかのけがで苦しんだ。今年は全てのことがうまく回っているし、大抵のことはできているから。」
ロリアンは今シーズンリーグ・アンで3勝4分と、3チームしかいない無敗のチームのひとつであるにもかかわらず、ロトアは先の土曜日の難しい試合で結果を残すためにハードワークをしなければならなかったと言う。
「勝ち点が必要なエビアンとの難しい戦いは踏ん張りどころだった。今は対応すべき時だ。」
ロトアは今週MRI検査を受ける予定で、日曜日のホームのリヨン戦までにサイドの定位置に戻れるようにフィットできることを望んでいる。
ニュースソース:Lautoa rewarded with captaincy
スポナビをみても国籍が「フランス」としか書いていなかったので気づきませんでしたが、ロリアンに所属するウェスレイ・ロトア選手は2008年からニューカレドニア代表として試合に出ているため、フランス代表になることはありません。
こうして見ると、ニューカレドニアはフランス領であるのも手伝って、フランス国内で活躍する選手がちらほら見受けられます。オセアニア地域の国内リーグはどこもアマチュアですから、こうやって海外のプロリーグで活躍する場があること自体が大きなアドバンテージですね。
ニューカレドニアはオセアニアネイションズカップこそタヒチに譲りましたが、間違いなくニュージーランドに次ぐ第2勢力の筆頭ですから、オセアニア全体のレベルの底上げのためにも、ワールドカップ予選で波乱を巻き起こしてもらいたいですね。